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RSSとアクセス解析の関係を読み解く(後編)

2008/02/07 11:30

情報収集の手段として、RSSリーダを活用している方も多いだろう。今回は、RSSとアクセス解析についての関係について解説していきます。(前編はこちらへ 、バックナンバーはこちらへ )

RSSからのページアクセスを解析する

 前回は、RSS自身へのアクセスを解析する方法について解説してきました。しかし、そこでわかるのは、「RSSがどれくらい購読されているのか」という事だけです。RSSに関する解析方法として、もう一つ重要なのは、そのRSSを経由して、どれくらいの人がアクセスしてくれているのか、ということです。

 RSSには、各記事ごとに、それを実際に公開しているウェブページのURL(いわゆるPermalink)が含まれています。そして、RSSリーダーはそれをリンクとして表示してくれますから、RSSを購読していて、その記事により興味を持った人はそれをクリックして、あなたの提供するウェブページにアクセスすることができます。

 わざわざウェブページにアクセスをするということは、その内容に興味を持ってくれた、ということですから、その人数を知ることは、サイトの効果測定には非常に重要なことだと言えるでしょう。そのことから、RSSがどの程度効果的なのか、どんな記事に対する反応が強いのか、もしくはどういう内容をRSSに含めることで、サイトへの誘導を強化できるのか、といった様々なことがわかるからです。

 通常は、リンク元の解析には、リファラー情報を利用する、ということはこの記事で解説しました。しかし、RSSからのアクセスでは、その方法を使うのは難しいのです。なぜなら、RSSリーダーを使ったアクセスでは、リファラー情報が取得できないケースが多いからです。

 特にパソコンにインストールして使うタイプのRSSリーダーは、リファラー情報が取得できません。RSSリーダーは、RSSのデータを取り込むと、それを独自に解析、表示しています。そして解析結果が表示されているのは、どこかのウェブページ、ではありませんから、リファラー情報も存在していないのです。

 また、ウェブサービス型のRSSリーダーは、RSSの内容も、すべてがウェブページとして表示されていますが、そのページのURLは各サービスごとに異なってしまっています。たとえば「http://reader.livedoor.com/」で始まっていたらlivedoor Readerであるとか、「http://r.hatena.ne.jp/」ならはてなRSSである、といったように解析を行うことも不可能ではありませんが、それぞれのサービスごとに解析が必要になってしまい、あまり楽な方法とは言えません。

 そこでよく行われているのが、リダイレクトを利用してアクセスを記録する方法です。それが行われている例として、IT系ニュースサイトであるCNET JapanのRSSを見てみましょう。このサイトの配信するRSSに含まれる各記事のURLは、以下のようなものになっています。

http://feeds.japan.cnet.com/~r/cnet/rss/~3/707238/0,2000058523,20363302,00.htm

 しかし、こうしたURLにブラウザからアクセスすると、すぐに以下のような別のURLに切り替わってしまいます。

http://builder.japan.zdnet.com/info/story/0,3800082847,20363057,00.htm

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