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第6回 すぐ使える! アクセス解析サービス/ツールの選び方

2007/01/25 12:00

アクセス解析の基本的な仕組みはだいだい把握されたのではないでしょうか。今回は実際にあなたがアクセス解析のサービスを利用する際に、どのようなタイプのアクセス解析サービス/ツールを選ぶべきなのか、その種類と特徴を明らかにしながら、ポイントを解説していきます。

アクセス解析ツールは“目的”で選ぶ

 前回まで、アクセス解析で解析可能な項目について、どのような仕組みで解析されているのか、またアクセス解析にはどのような制約や特徴があるのか、といったことを解説してきました。

 今回はちょっと視点を変えて、アクセス解析サービス/ツールの選択時に、考慮すべきアクセス解析サービス/ツールの「種類」とその「特長」を、技術的視点を交えて見ていくことにしましょう。

 まずアクセス解析サービス/ツールの種類は、大きく分けて以下の2つに分類できます。

  • サーバに記録されたアクセスログを解析するタイプ
  • ページに解析用のタグを埋め込むタイプ

 この2つには、取得可能な情報や性格に大きな違いがあり、あなたの目的に応じてどちらかを選択する必要があります。アクセス解析ツールを選択する際には、どちらが自分の目的に合っているか、ということを見極めることがとても重要なのです。

2つのタイプだけ覚えればO.K.

 両者の違いを説明する前にそれぞれ紹介しておきましょう。

 まず「サーバに記録されたアクセスログを解析するタイプ」ですが、こちらは文字通り、Webサーバがアクセスのたびに記録するアクセスログファイルを読み込み、それを解析するツールです。Webページへのアクセスの仕組みは第1回で解説しましたが、Webサーバはクライアントからのアクセスがあるたびに、それを「ログ」としてファイルに記録するのです。

 実際にはアクセスを記録することは、Webサーバの機能として必須ではありませんが、第1回で述べたようにアクセスログは、あとからサーバの問題点やトラブル解決のための重要な手がかりとなるので、ほとんどのサーバにおいて記録されます。

図.1 アクセスログを解析するアクセス解析ツール

 例えば、「Analog」や「AWStats」などの無料で利用できるアクセス解析ツールや、「ClickTracks」などのパッケージソフトがこのタイプに当たります。

 次にもう1つの「ページに解析用のタグを埋め込むタイプ」を説明しましょう。これは解析を行いたいページの中に、直接JavaScriptを埋め込み、アクセスがあるとそのJavaScriptが実行されて、そのアクセスに関する情報がアクセス解析用のサーバに送られるものです。

 例えばGoogle Analyticsや、Infoseekのアクセス解析サービスなどがこれに当たります。

図.2 ページに解析用のタグを埋め込むアクセス解析サービス

 さて、それでは両者には、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

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